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WiMAXでIP電話(FAX)!-課題など

前回で利用料金について整理して一通り、WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する際の設定と利用方法についてまとめることができました。最後に、気がついたことや課題について整理しておきたいと思います。

はじめに

WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する際の課題を一覧化します。
・通信の安定性
・FAX利用の際のプロトコル
・セキュリティ
・通話範囲(国内・海外)
・今後の方向性

通信の安定性

WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する際に心配していたのは、通信の安定性です。私の場合は、WiMAXの電波状態がよいこともあるのか、FAX送受信に失敗することはありませんでした。通話は、相手側からの音声が若干遅延していると感じたことがありましたが、音質は問題なかったです。

FAX利用の際のプロトコル

現在、FAXで利用できるのは、「みなし音声方式」になります。この方式は、回線の帯域を多く使うとのことなので、「T.38」のプロトコルが使用できると、インターネットを見ながらFAXするなどという場合に、より安定した通信ができるようになるのではと思います。

セキュリティ

・通信の暗号化
WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する際に一番の課題となるのは、セキュリティであると思います。携帯電話であれば、SIMのハッキングなどの話題はありますが、通話が暗号化されています。IP電話でも簡単にTLS等による暗号化が使用できるようになってほしいです。
・不正アクセスの監視
インターネットを使用するシステムなので、不正アクセスの確認を簡単にできるようにしたいです。通話明細の機能もあれば、不正アクセスの調査に役立つと思います。

通話範囲(国内・海外)

・国内
IP電話では発信できない番号があります。緊急電話やフリーダイヤルが課題であると思います。
・海外
発信できる国が32カ国なので、全世界ではないです。しかし、次第に増えてくることが期待できます。

今後の方向性

・インターネットFAX
Asteriskを使用するとFAX機能をインターネット上に構築することによって、VoIPアダプタなしでFAX送受信ができるようです。ICT実験室でも今後、試してみたいと思っています。

おわりに

今回のチャレンジで、課題はあるもののWiMAX回線でほぼ問題なく固定電話やFAXが使用できることが分かりました。私は固定回線の契約をしていないので、このままの環境で頑張ってみたいと思います!

関連記事(WiMAXでIP電話(FAX)!)

  1. WiMAXでIP電話(FAX)!-接続編
  2. WiMAXでIP電話(FAX)!-呼出音と音量の設定
  3. WiMAXでIP電話(FAX)!-セキュリティの設定
  4. WiMAXでIP電話(FAX)!-電話の使用方法
  5. WiMAXでIP電話(FAX)!-FAXの使用方法
  6. WiMAXでIP電話(FAX)!-国際電話の使用
  7. WiMAXでIP電話(FAX)!-トラブル時の対応
  8. WiMAXでIP電話(FAX)!-利用料金について
  9. WiMAXでIP電話(FAX)!-課題など

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  1. ネットワーク環境を整備!

WiMAXでIP電話(FAX)!-利用料金について

前回では、トラブル対応についてまとめました。今回は、「Fusion IP-Phone SMART」の利用料金について整理しておきたいと思います。(2015/03/05時点)

はじめに

「Fusion IP-Phone SMART」の利用料金について整理する。
・初期費用の確認
・基本料金の確認
・利用料金の区分と通話料の確認
・オプション料金の確認

初期費用の確認

・初期費用(0円)
※一時利用でも申し込みしやすいですね。

基本料金の確認

・月額基本料(0円)
※待ち受けが基本の場合は、ほとんど費用がかからないことになります。

利用料金の区分と通話料の確認

利用料金の区分について確認しておきます。「Fusion IP-Phone SMART」と提携プロバイダーの場合は、無料になります。国際電話も国内とほぼ同じ料金で使用できます。
・国内の携帯電話/PHS(30秒8円※税別)
・国内の固定電話(30秒8円※税別)
・有料の050番号(30秒8円※税別)
・国際電話(30秒8円※非課税)
・「Fusion IP-Phone SMART」同士(24時間無料)
・無料通話が可能な050番号(24時間無料)

オプション料金の確認

現在のところオプション機能の料金は0円です。料金メニューにはないですが、ナンバーディスプレイも使用できます。
・留守番電話(0円)
・着信転送(0円)
・ナンバーディスプレイ(0円)

その他

FAXは「みなし音声方式」の接続となるため、音声と同じ料金になります。料金は、FAX送信時間分だけかかります。

おわりに

今回は、「Fusion IP-Phone SMART」の利用料金について整理しました。次回は、最終回としてWiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する際の課題についてまとめておきたいと思います。。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-トラブル時の対応

前回で国際電話の使用方法についてまとめ、一通り利用方法を整理することができました。今回は、トラブル時の対応方法についてまとめたいと思います。トラブルとしては、一旦可能であった通話とFAXの送受信ができないという事象を想定します。

はじめに

WiMAXでIP電話を使用する場合のトラブル時の対応方法を整理します。WiMAX経由の場合、故障個所が多岐にわたるため、故障個所の特定方法をまとめます。
・故障個所の特定

障害箇所について

障害箇所としては自宅側から①「自宅に設置された機器の障害」、②「WiMAX回線の障害」、③「FUSION IP-Phone SMART」、④「インターネット」の障害にわけられます。

「自宅に設置された機器」の再起動と状態確認

まず、疑われるのは①「自宅に配置された機器」の障害になります。一回はケーブル接続を確認して、以下の順番に再起動をかけて機器の状態を確認します。「固定電話機(FAX機)」のケースも少ないと思いますので「WiMAXルータ」、「HUB」、「VoIPアダプタ」の順で再起動し確認するのが手っ取り早いです。
・WiMAXルータ
・HUB
・VoIPアダプタ
・固定電話機(FAX機)

「WiMAXルータ」経由でのインターネット接続確認

「自宅に設置された機器」の再起動で回復しない場合、PC等からWiMAXルータ経由でインターネット接続の確認(ホームページ閲覧、メール送受信など)を行います。これが不可の場合は、WiMAXルータ、WiMAX回線、インターネット(DNSサーバ含む)が疑われるので、まずインターネット接続の復旧を図ります。WiMAXルータ経由での接続確認を行う場合は、Wi-Fi経由と有線LAN経由の双方で確認します。有線LANのみ不可の場合は、HUBへの接続確認および動作確認を行います。

「FUSION IP-Phone SMART」のサービス状況確認

WiMAXルータ経由でインターネット接続が可能な場合は、故障個所が「VoIPアダプタ」、「固定電話機(FAX機)」、「FUSION IP-Phone SMART」に絞られてきます。「VoIPアダプタ」、「固定電話機(FAX機)」に異常が見られない場合は、「FUSION IP-Phone SMART」のホームページなどでサービス状況の確認をします。「FUSION IP-Phone SMART」の障害でない場合は、「VoIPアダプタ」、「固定電話機(FAX機)」になりますが、この区別は難しいですね。他のVoIPアダプタか電話機があれば、交換して確認ができます。

おわりに

今回は、IP電話(固定電話/FAX)を使用するに当たり、トラブル時の対応方法についてまとめました。次回は、利用料金について整理したいと思います。

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  5. WiMAXでIP電話(FAX)!-FAXの使用方法
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  1. ネットワーク環境を整備!

WiMAXでIP電話(FAX)!-国際電話の使用

前回は、FAXの使用方法についてまとめました。今回は、国際電話の使用方法についてまとめたいと思います。

はじめに

IP電話の場合の国際電話の使用方法を整理します。
・国際電話の設定
・国際電話の電話番号に発信
・国際電話で着信

利用サービス

FUSION IP-Phone SMART
IP電話の場合は、自分が世界のどこにいても日本扱いになります。とはいっても携帯電話と違って固定電話は移動させることがないので、使い方は固定回線の場合と変わりません。「FUSION IP-Phone SMART」において重要なのは、国際電話の発信を行う場合に申し込みが必要なこと。

国際電話の設定

(2015/03/01時点)
「FUSION IP-Phone SMART」で国際発信するためには、コールセンターへ別途、申し込みが必要です。受信は、申し込みも設定も必要なく可能です。通話可能な国が32カ国であり、通話可能な国でも一部発信できない番号があるので、事前に利用可能な相手先か「FUSION IP-Phone SMART」の「国際電話サービス」で確認しておいたほうがよいです。

国際電話の電話番号に発信

海外の電話機へは以下の電話番号で発信します。
「010」+「国番号」+「相手先の電話番号」

国際電話で着信

海外の電話機からは、以下の電話番号で着信します。
「滞在国の国際電話識別番号」+「81」+「0を削除した050番号」

補足:利用料金

(2015/03/01時点)
送信時の利用料金は、30秒で8円とリーズナブルですね!着信は相手側の電話会社の課金で、自分にはかかりません。

おわりに

今回は、IP電話(固定電話/FAX)を使用するに当たり、国際電話の使用方法についてまとめました。次回は、電話が通じないなどの機器のトラブル時の対応方法について整理したいと思います。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-FAXの使用方法

前回では、電話機能の使用方法を「Fusion IP-Phone SMART」の設定方法と合わせてまとめました。今回は、FAXの使用方法についてまとめたいと思います。

はじめに

IP電話の場合のFAXの使用方法を整理します。
・FAX送信
・FAX受信(1回線で電話とFAX共用)
・FAX受信(FAX専用)

FAX送信

FAX機から固定回線と同じ手順でFAX送信を行います。WiMAXだから、IP電話だから、ということで特別な手順はありませんが、私の構成では、「WiMAXでIP電話(FAX)!-接続編」で記載した通り「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」の設定を以下に変更する必要があったため再掲します。
<ファックス送信設定>
「Grandstream Handy Tone-701」との接続をTA接続に設定します。
【TA/スプリッター接続】
[機能]-[#172]-[決定]-[あり]-[決定]

FAX受信(1回線で電話とFAX共用)

FAX機から固定回線と同じ手順でFAX受信を行います。FAX受信も特別な手順はありません。「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」の設定を復習しておきます。
【自動受信】
[機能]-[#116]-[決定]-[する]-[決定]
【在宅時(呼出音3回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#112]-[決定]-[3]-[決定]
※呼出音の回数が少ないと自分が電話に出にくくなり、逆に回数が多いと相手の呼出音の回数設定によってはFAXが受信できなくなってしまう。
【不在時(呼出音2回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#121]-[決定]-[2]-[決定]
※呼出音の回数が少ないと自分が電話に出にくくなり、逆に回数が多いと相手の呼出音の回数設定によってはFAXが受信できなくなってしまう。

FAX受信(FAX専用)

「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」をFAX専用に設定します。
【自動受信】
[機能]-[#116]-[決定]-[する]-[決定]
【FAX専用】
[機能]-[#121]-[決定]-[FAX専用]-[決定]
⇒留守電ボタンを押し、留守電モードにしておきます!

個人的に・・・

電話とFAXを同じ番号で使用するのは、呼出音の回数を決めるのと使用法に慣れるまでに時間がかかります。「Fusion IP-Phone SMART」は基本料金が無料であり、私の場合はFAXの使用頻度が低いので、「Fusion IP-Phone SMART」を2契約して電話とFAXを電話番号を分けて使用することにしました。電話機能は、SMARTTalkアプリを使用してスマホに統合です。

補足:「Fusion IP-Phone SMART」を複数契約する場合

(2015/02/28現在)
「Fusion IP-Phone SMART」で複数番号の契約する場合、基本はクレジットカードとメールアドレスを分けて新規に契約をする必要があります。クレジットカードについては同じにすることが可能とのことですが、500円の手数料が必要になります。

おわりに

今回は、IP電話(固定電話/FAX)を使用するに当たり、FAXの使用方法についてまとめました。次回は、国際電話の使用方法について整理したいと思います。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-電話の使用方法

前回で、セキュリティの設定を行い、設定関連の作業は一通り終わりました。今回は、電話機能の使用法についてまとめたいと思います。

はじめに

IP電話による電話の利用方法を整理します。
・通話(発信/着信)
・留守番電話
・転送電話
・着信拒否
・VoIPアダプタが使用不可時の着信通知

通話(発信/着信)

固定電話機と同じ方法で、発信あるいは着信して通話を行います。

留守番電話

固定電話機と「FUSION IP-Phone SMART」の両方で留守番電話を有効にすることができます。通常は、固定電話機の留守番電話を使用しますが、電源断やネットワーク接続不可等でVoIPアダプタが使用できないときは「FUSION IP-Phone SMART」の留守番電話になります。
【「FUSION IP-Phone SMART」の設定】
※留守番電話と着信転送の両方を有効にすることはできません。デフォルトは、留守番電話が有効になっています。

着信転送

通常は、固定電話機では親機と子機間のみ転送が可能で、他の電話番号への転送ができません。そのため、「FUSION IP-Phone SMART」で着信転送の設定を行います。
【「FUSION IP-Phone SMART」の設定】
※留守番電話と着信転送の両方を有効にすることはできません。デフォルトは、留守番電話が有効になっています。

着信拒否

マイナンバーを使用して固定電話機で着信拒否の設定ができます。「FUSION IP-Phone SMART」でも可能となったため固定電話機に着信拒否の機能がない場合は、「FUSION IP-Phone SMART」を使用します。
【「FUSION IP-Phone SMART」の設定】
各種設定-着信拒否設定-非通知着信拒否:設定しない
各種設定-指定番号着信拒否-非通知着信拒否:設定しない
※必要に応じて設定します。

VoIPアダプタが使用不可時の着信通知

「FUSION IP-Phone SMART」からVoIPアダプタに接続できないときは「FUSION IP-Phone SMART」から着信通知のメールが届きます。

補足①:国際電話

「FUSION IP-Phone SMART」では、国際電話の設定がデフォルトで無効になっています。国際電話の使用方法は別途まとめてみたいと思います。
【「FUSION IP-Phone SMART」の設定】
各種設定-国際電話設定:無効

補足②:固定電話機と「FUSION IP-Phone SMART」の設定の使い分け

今回は、スマートフォンアプリではなく固定電話機を使用しているため、「FUSION IP-Phone SMART」の設定は「FUSION IP-Phone SMART」のホームページから行うことになります。固定電話機と「FUSION IP-Phone SMART」のどちらでも設定できる場合は、固定電話機を使用したほうが楽と思いました。

おわりに

今回は、IP電話の場合の固定電話機の使用法についてまとめました。次回は、FAXの使用方法についてまとめてみたいと思います。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-セキュリティの設定

前回で、IP電話の呼出音や音量を整え、とりあえずIP電話の機能が使用できるようになりました。今回は、安心してIP電話を使い続けられるようにセキュリティの設定を行っておこうと思います。

はじめに

IP電話のセキュリティを強化する。
・「Grandstream Handy Tone-701」の管理画面の初期パスワードの変更
・「Grandstream Handy Tone-701」の管理画面のポート番号の変更とTelnetサーバの無効化
・「Grandstream Handy Tone-701」のSIP/RTPポート番号の変更
・「Grandstream Handy Tone-701」のファームウェアの自動ダウンロード機能の無効化
・IPアドレスによるフィルタリング ※断念
・通話内容の秘匿 ※断念
・通信記録の秘匿 ※断念
・ログの設定と確認 ※断念

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の管理画面の初期パスワードの変更

まず最初に行いたいことは、管理画面の初期パスワードの変更です。デフォルトのパスワードのままネットワークに接続して、遠隔操作されてしまう被害は後をたたないとか・・・
・「Basic Settings」-「End User Password」を変更します。
・「Advanced Settings」-「Admin Password」を変更します。

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の管理画面のポート番号の変更とTelnetサーバの無効化

初期パスワード以外にも、管理画面のポート番号の変更とTelnetサーバの無効化で、管理機能に対するセキュリティを高めます。
・「Basic Settings」-「Web Port」をデフォルトの”80″以外に変更します。
・「Basic Settings」-「Telnet Server」を”No”に変更します。
※Telnetでの操作を行わない場合

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」のSIP/RTPポート番号の変更

Grandstream側のSIP/RTPのポート番号を変更します。
・「FXS Port」-「Local SIP port」をデフォルト値の”5060″から変更します。
・「FXS Port」-「Local RTP port」をデフォルト値の”5004″から”1024″以降の値に変更します。

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」のファームウェアの自動アップデート

脆弱性が発見された場合、素早くファームウェアをアップデートすることが大切です。ただ、自動でアップデートして確認しないまま使えていないという事態は避けたいので、「Advanced Settings」-「Firmware Upgrade and Provisioning」-「Automatic Upgrade」は”No”のままとし、手動でファームウェアをダウンロードしてアップデートする運用でいこうと思います。

IPアドレスによるフィルタリング

「Fusion IP-Phone SMART」では、SIPの接続先が公開されており、SIPの通信をIPアドレスで制限することが可能なようです。※下記参照。
「不正アクセスにご注意ください」
設定は、WiMAXルータなどに行うことになりますが、「Fusion IP-Phone SMART」のIPアドレスの定期的なチェックなど運用面も考えていく必要があり、今回は見送ることにしました。

通話内容の秘匿(SIP/RTPの暗号化)

TLSを使用したいが、IP-PBXでないと難しそう・・・

通信記録の秘匿

通話内容の秘匿以上に敷居が高そう・・・

ログの設定と確認

Syslogサーバにログを転送しないと一切ログが見れません。SIPのログも転送できるようですが、設定は自宅用のSyslogサーバをを立ててからにしようと思います・・・

おわりに

今回は、WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用するに当たり、IP電話のシステムのセキュリティ設定を行いました。一通り、機器の接続と設定が終わったので、次回は留守電などの電話機能の使用方法についてまとめたいと思います。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-呼出音と音量の調整

前回「WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)を使用する!-基本編」では、WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)が使用できるようになりました。今回は、呼出音と音量を調整して気持ちよく使えるようにしたいと思います。

はじめに

IP電話の呼出音と音量を調整する。
・「Grandstream Handy Tone-701」の呼出音の調整
・「Grandstream Handy Tone-701」の音量の調整

呼出音の規約

呼出音には規約があり、通信事業者によって決められています。
なるべく近づけてみることにしました。
NTT東日本:<技術参考資料>電話サービスのインターフェース
NTT西日本:<技術参考資料>電話サービスのインターフェース

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の呼出音と音量の調整

「Advanced Settings」の「System Ring Cadence」を以下に変更します。
c=1000/2000;
「ADVANCED SETTINGS」の「Call Progress Tones」を以下に変更します。

・「Dial Tone」(DT:発信音)
f1=400@-19,c=0/0;

・「Ringback Tone」(RBT:呼出音)
f1=400@-19,c=1000/2000;
※NTTの規約では変調がかけられるようですが、「Grandstream Handy Terminal」には変調の機能が無いようです。

・「Busy Tone」(BT:話中音)
f1=400@-19,c=500/500;

・「FXS PORT」の「Gain」の「TX」(送話音量)を以下に変更します。
+0dB(デフォルト値)
※こちらは状況次第で値を決めます。

・「FXS PORT」の「Gain」の「RX」(受話音量)を以下に変更します。
-6dB(デフォルト値)
※こちらは状況次第で値を決めます。

おわりに

だいぶ固定電話らしくなってきたので、次回はセキュリティの設定を行おうと思います。

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WiMAXでIP電話(FAX)!-接続編

WiMAXは、無線接続でありながら通信速度もそれなりに速く速度制限も厳しくないことから、自宅で固定回線のように使用していることも多いと思います。VoIPアダプタを使用すればWiMAX経由で固定電話やFAXも使用できる可能性があるとのことで試してみることにしました。

目的

WiMAXとVoIPアダプタを使用して、固定電話とFAXを使用できるようにします。
・固定電話からの発信
・固定電話への着信
・FAX送信
・FAX受信

契約サービス

契約したサービスは以下の通りです。
WiMAX 2+
FUSION IP-Phone SMART

使用した機器(接続順)

使用した主な機器は以下の通りです。
・WiMAXルータ
NEC Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11
・SW-HUB
NETGEAR GS105E-200JPS
・VoIPアダプタ
Grandstream Handy Tone-701
・固定電話機(FAX)
Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )

各機器の接続

・上記接続順に機器のケーブル接続を行い、電源を入れます。
※WiMAXルータとVoIPアダプタは、SW-HUBを介して有線LANで接続しています。
※「NEC Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」は、クレードルを使用すると有線LAN接続が可能になります。
P3090601s

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」のIPアドレスの確認

管理画面にアクセスするため、IPアドレスを確認します。
・受話器を上げて、「***」で発信し、「02」をプッシュします。
・音声でDHCPで割り当てられたIPアドレスが読み上げられるので、値を確認します。

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」のファームウェアのアップデート

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」のファームウェアをアップデートします。アップデートなしでは、うまく動作しませんでした。
・事前にファームウェア(1.0.7.3:2015/02/14時点の最新版)をGrandstream Networks社のホームページからダウンロードしておきます。※管理画面からもできるようです。
・確認したIPアドレスで管理画面にブラウザでアクセスし、管理者用の初期パスワード(admin)でログインし、ファームウェアをアップデートします。

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の設定

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の設定を行います。
・管理画面に管理者用の初期パスワード(admin)でログインし、以下の設定の確認と変更を行います。
<「BASIC SETTINGS」の設定>
# Time Zone
GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)
# IP Address
statically configure as : IP Address / Subnet Mask / DNS Server
※DHCPでIPアドレスが変わるのが気になったので固定のIPアドレスを設定します。
※DNS Serverは、WiMAXルータのIPアドレスを設定します。
<「ADVANCED SETTINGS」の設定>
# NTP Server
ntp.jst.mfeed.ad.jp
※公開のNTPサーバを設定します。
インターネットマルチフィード時刻情報提供サービス
情報通信研究機構(NICT)
<「FXS PORT」の設定>
# Account Active
Yes
※Yesになっていることを確認します。
# Primary SIP Server
smart.0038.net
# Outbound Proxy
※設定なしで動作しました。
# NAT Traversal
Keep-Alive
※とりあえず、つながっていてほしいという気持ちをこめて・・・
# SIP User ID
※FUSION IP-Phone SMARTから通知のあったユーザIDを設定します。
# Authenticate Password
※FUSION IP-Phone SMARTから通知のあったパスワードを設定します。
# Preferred DTMF method
RFC2833
SIP INFO
In-audio
※電話のボタンを押したときの発信音とのことですが、デフォルトから変更しないで使用しました。
# Preferred Vocoder
choice 1 : PCMU
choice 2 : PCMA
choice 3-6 : PCMU
※FAXでPath-Throughを使用する場合は、PCMUあるいはPCMAを設定すべきとのことです。
※基本的にはPCMUを使用し、PCMAも使用可能な設定にしておきます。
※iLBCが入っていると、音声がおかしくなる・・・
# FAX Mode
Path-Through
※「FUSION IP-Phone SMART」は現状「T.38」をサポートしていないようなので「みなし音声方式」を選択します。
# SLIC Setting
JAPAN CO
※日本だから・・・?
# Caller ID Scheme
NTT Japan
※ナンバーディスプレイが使用できるようになります。

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の設定確認

・4個のLEDランプがすべて点灯していること。
・管理画面(STATUS画面)で以下の状態であること。
Hook : On Hook / Registration : Registered / DND : No

VoIPアダプタ「Grandstream Handy Tone-701」の設定作業時の注意点

設定変更は、「Update」ボタンを押したのち「Apply」ボタンを押しますが、着信ができなくなったりしたことがあったため、テスト前には「Reboot」ボタンを押して再起動することをお勧めします。

固定電話機(FAX)「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」の設定

「Panasonic KX-PD101DL」の設定を行います。
<ファックス送信設定>
「Grandstream Handy Tone-701」との接続をTA接続に設定します。
【TA/スプリッター接続】
[機能]-[#172]-[決定]-[あり]-[決定]
<ファックス受信設定>
自動受信の設定を行います。
【自動受信】
[機能]-[#116]-[決定]-[する]-[決定]
【在宅時(呼出音3回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#112]-[決定]-[3]-[決定]
※テストで使用した「HelloFax」のサービスが呼出音3回までに接続しないといけない仕様だったため。
【不在時(呼出音2回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#121]-[決定]-[2]-[決定]
※テストで使用した「HelloFax」のサービスが呼出音3回までに接続しないといけない仕様だったため。

テスト方法

<固定電話からの発信>
IP電話から117などは使えないので、自分の携帯電話に発信して確認しました。
携帯電話の電源OFFにしてガイダンス音声で確認すると楽だと思います。
<固定電話への着信>
自分の携帯電話から発信して確認しました。
<FAX送信>
知り合いに感謝!
<FAX受信>
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機器の選択

今回のポイントとなる機器は、VoIPアダプタです。私は、電話機としても使えるFAX機「Panasonic KX-PD101DL」を接続するのが目的だったので、1回線用の「Grandstream Handy Tone-701」を選択しました。2回線用の「Grandstream Handy Tone-702」を使用して、電話機とFAXを分けるのもよいかもしれません。
Grandstream Handy Tone-701(1回線用)
Grandstream Handy Tone-702(2回線用)

おわりに

以上で、WiMAXでIP電話(固定電話/FAX)が使用できるようになりました。
次回は、呼出音や音量を整えたいと思います。

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